こんにちは。
ヨーヨーショップやうやうです!
当店のオススメ商品であり大人気機種のスピンガジェット。
このヨーヨーで入門技を練習している方も多いのではないでしょうか?
今回はこのスピンガジェットについて
お客様からよくご質問いただくことの解決策と
当店オススメのメンテナンス方法についてご紹介いたします。
ヨーヨーのコンディションを整えることも上達への近道!ということでさっそく紹介していきましょう。
スピンガジェットが回らなくなった!故障?直す方法はあるの?
お客様から
「ヨーヨーが下で回らなくなってしまったのですが、どうしたらいいですか?」と質問を受けます。
回らない原因としては
- 紐が本体との間に落ちてしまっている
- 紐が絡まっている
- ヨーヨー本体を締め込みすぎている
- ヨーヨー本体に衝撃を与えたことによるズレ(床にぶつける、落とすなど)
ストリングを正しい位置に付けなおそう
1と2の解決策はヨーヨーを分解して、紐を正しい位置に付け直す事です。
この写真のように紐が落ちてしまっていたり、
絡んでいた場合は、ヨーヨーを分解し、紐をプラスチックベアリングの溝に掛けて元通り組み直すと解決します。
スピンガジェットを締めすぎた場合の対処法
3つ目の締め過ぎについての解決策を紹介していきます。
当店で最も多いスピンガジェットの不調の原因はこちらの”締め過ぎ”になります
こちらは通常のスピンガジェットの幅です。
以下の写真のスピンガジェットは締め込まれ過ぎていて紐と本体との幅がほとんどなく、
プラスチックベアリングが空転せずすぐに戻ってきてしまいます。
ヨーヨーの中には締め込むことで戻りの強さを向上させる事ができる物もありますが、
こちらのスピンガジェットはネジ部分がなめて軸が奥まで入り込んでしまったり、ボルトが破損してしまう事が多いためやめましょう。
締め過ぎによる幅が狭まってしまった場合の解決策の1つとして、中のパーツをメタルベアリング化する方法があります。
当店で取り扱っているスピンガジェット、ルーピングスター対応のベアリング化キットに換装することによって幅を固定し、さらに本体をアップグレードすることができます。
当店ではこの方法を推奨しています。
あくまで改造扱いになる為、店頭でセッティングする事も可能ですが万が一破損した場合や修復できない場合の保証はしていないのでご了承ください。
用意するものは
- ペンチ、またはプライヤーのような軸を掴んで回せる工具
(ネジ部分を保護するために、ペンチの先が保護されているものを使用するか、紙や複数のナットを装着しネジ部分を傷つけないようにしましょう) - ベアリング化キット
写真のように軸を掴み半時計周りに回すと軸が外れます。
外し終わったら、ベアリング化キットのスペーサーと呼ばれる部品を両側に付けます。
(このとき写真のようにスペーサーの凹みがある部分が表に必ずくるようにつけましょう。)
次にボディの片面に軸を時計回りに回しながら装着します。そして軸が付いているボディにベアリングをいれます。
パーツの交換が完了したらヨーヨーを組み立てて終了です。
これで幅が広がり固定されたことで、しっかりと下で空転させることができました。
またメタルベアリング化したことでプラスチックベアリングより更に回転力が強まり性能を向上させることができます。
スピンガジェットのメンテナンス方法
次にスピンガジェットのメンテナンス方法をご紹介します。
まずは定期的な紐の交換です。ボロボロになるまで使いたくなる方もいらっしゃいますが、引き戻しのヨーヨーは紐の摩耗が激しい為糸が毛羽立ってきたり、技が上手くできなくなってきたなと感じたら交換をしましょう。
推奨の紐はKitty stringのノーマル、スピンギアのエコノミーストリングになります。
当店にて取扱いがございますので、お気軽にスタッフにお声掛けください!
紐の交換はしたけれどヨーヨーが戻りづらいという方はメンテナンスオイルを使用しましょう。
推奨はSGヨーヨーオイル等のメンテナンスオイルになります。
<オイルの使用方法>
- ・ヨーヨーを分解します。
- ・軸のネジ部分より下の部分にオイルを1滴〜2滴つけます。
- ・塗布したらベアリングを装着しオイルを馴染ませ組み立てたら終了です。
数回スローダウンやロングスリーパーをするとオイルが満遍なく馴染んでしっかり戻ってくるようになります。
以上がスピンガジェットの修理、メンテナンス方法です。
ここで紹介した方法以外にも様々なメンテナンス方法が存在しますが、
1番簡単に手軽にできるやり方を今回はご紹介させていただきました。
その他ヨーヨーに関する質問やメンテナンス方法、
セッティングの相談などありましたら当店スタッフにお尋ねください。
ご覧いただきありがとうございました!
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